ただの日常、タダの呟き

誰にも活力を与えない脱力系ブログ


中学時代の友人が。

2016年12月30日に、
交通事故で死んだらしい。

という訃報を、
元旦に聞かされた。

彼是。

5年以上も
会っていない。

そんな友人だ。

正直。

話を聞いた時、
自分の耳を疑ったが…。

色々調べていくうちに、
その疑いは、
真実へと近づいていく。

そんな友人の
突然の訃報に。

何をしていても、
彼との思い出が
頭の中を支配し落ち着かない。

とりあえず、
線香の一つでも
あげようと……。

彼の実家を
訪れてはみたものの。

1日から
3連チャンで留守。

置手紙を
ポストの中に投函し。

今日やっとこさ、
ご両親から連絡があった。

急な訃報で、
喪服も準備できなかったので。

とりあえず、
黒一色で彼の実家へ。

呼鈴を押し。

ご両親の顔を見たときに、
何と声を掛けていいか。

やっぱり……わからなかった。

中学時代から、
20年以上だろうか。

ご両親の
老いてしまった顔が、
余計に老いて見えた。

だが、
やっぱり親子なのだろう。

彼の面影が視界に映ると、
言葉に詰まる。

仏壇もない、
殺風景な部屋の中に、
友は、いた。

あれだけ、
大きかった身体も、
まー小さくなったものだった。

マニュアル通りに、
線香をあげ。

少しは気の利いたことを
言おうと思ったのに…。

「昨日まで夫婦で息子の隣で一緒に寝てたんよ」

なんて笑いながら話をする
お母さんの疲れきった顔が、
妙に痛々しく。

お父さんは、
ただただ無言で、
沈痛な面持ち。

親の愛というのは、
いつも変わらないのだな、
と改めて悟った瞬間だった。

別れ際に……。

 

「息子の分まで………頑張ってね」

なんて言われて、
僕は何も言えなかった。


お骨の前に、
100円ライターと一緒に、
置かれたセブンスター。

彼が大好きだった、
タバコの銘柄。

帰り際に、
誰もいない自動販売機で、
そっと買ってみて。

友と過去に歩いた道で、
タバコを吹かす。

ニコチンと
タールの重さなんかより。

ただただ彼との時間が、
胸に詰まり咳き込んだ。

どうか、安らかに。
どうか、ただ安らかに。

貴方との出会いは、
僕にとって、
何物にも変えがたい人生です。

ただただ、ありがとう。

 
友。

 

 

イラット君


あーコイツ
腹立つなーとか。

なんだよ
この態度とか。

ったく
しょーがねーなーとか。

彼是。

何十年も
人生やってれば。

自分が
嫌悪感を示す
傾向がまー理解できる。

今日も性懲りもなく、
イラット君は、
頭の奥底でやってきた。

というわけで、
そんなイラット君を
カテゴライズしてみると。

さては…
どうしたものか。

まー毎回、
ダブってる事が
なんと多いことか。

ということは、
結論で言うと。

毎回イラット君からの
アプローチに学習できない
そんな自分に。

嫌悪や不快感を
感じているのではないだろうか。

と。

あれ?
ということは
結局イラット君のせいではなく、
自分のせい、、、か。

なぜかそう思って、
イラット君を
ちょっとだけ
想像してみて。

ちょっと、
カワイイなと
思ったので…。

イラット君からの
アプローチは
今後少しだけ
許しちゃうことにしよう。


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↑イラット君イメージ

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本気

 

いつからだろうか。

本気でやることを、
本気でやるヒトを、
蔑むようになったのは。

いつからだろうか。

本気でやることやヒトを、
羨ましいと思いつつも、
見下すようになったのは。

いつからだろうか。

誰しも最初は、
もちろん自分も、
本気だったはずなのに。

いつからだろうか。

何かをキッカケに、
本気が疎ましく思えるように、
なってる今がある。

夢中になったり、
我を忘れたり、
そんなスバラシサを。

いつからだろうか。

どこかに置いてきた
自分は一体これから、
どこに向かうべきなのか。

そーいえば。

最近本気のヒトって、
見ないよなーと。

周りは何故か平均点を、
やたら狙う者ばかり。

もちろんそんな自分もまた然り。

決められた

枠の中で

生きてると。

さもそれが

正しいと、

思いたがるのが人間だ。

作られた正しさと

経験則と

世間体を天秤にかけて。

我が物顔で、

今を生きていく。

何が正しくて。

何が間違っているのか。

そんなのテメーで、

判断しないといけないのに。

何かと誰かや、

何かに縋りたがるのも、

人間様様だ。

さて。

今日はどんな、

肴をつまみに。

人生を謳歌して

やろうか。

いや。

人生を謳歌して

やろうと、

自分を騙してやろうか。

鳥籠の中の

トリカゴの中の中

幾十にも張り巡れた

籠の外には

自分でで破るしか術はないのか否か