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ただの日常、タダの呟き

誰にも活力を与えない脱力系ブログ

ただのジャー


最近、
外食ばかりが続いているせいか。

心なしか私のお腹も、
緊張感がなくタルんできた。


そこで、
久しぶりに家に
帰って自炊をしてみようと思った。

 

今晩の夕食は、
カレーライス。

 

薄汚れた炊飯器に、
無洗米と水道水を流し込み、

ふたを荒っぽく閉め、
赤い炊飯ボタンを押す。

それから、
お米が炊き上がるのを待つ間に

お風呂に入ろうと、
服の下とパンツを勢いよく脱ぐ…。

 

ちょうど、
お米が炊き上がったであろう時間を、
見計らって風呂をでる。


弛んだお腹に話しかけながら、
バスタオルで体の水滴を拭う。


ボクサーパンツを勢いよくはき、
パンツいっちょで、
部屋のドアを開けると、

ちょうど炊き上がりを告げる、
やる気のない音が部屋中に響く。

右手にお米がツカナイしゃもじを握りしめ、
炊飯器の開閉ボタンを押す。

その時……。


私は自分の目の前に広がる現実に、目を疑った。


そう。


炊飯器の中で、
炊き上がるというなの春を待っていた無洗米は、
水分だけを抜き取られ、そこに横たわっていた。

炊飯できない、炊飯器。

 

人はそれを、ただの器と呼ぶ。

炊飯ジャーなら、ただのジャーだ。

 

 

 

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