ただの日常、タダの呟き

誰にも活力を与えない脱力系ブログ

オサガリ共和国

私は次男です。

そのため小学校、
中学校の時必要なモノを
新品で購入してもらった事は
ほとんどありませんでした。

 

例えば…。

 

ビックリマンシールが、
大量に張られ、
それを無理やり剥がした感
抜群の通学カバン。

 

体育の時間
みんな淡い青のカッコいいジャージなのに、
なぜか一人だけ赤黒い芋ジャージ。

 

おまけにたて笛のケースは、
キキとララのまがい物の生地で制作された
母親テイスト香る薄緑のケース。

 

その他、ケロケロケロッピの裁縫道具、
職人色の彫刻刀、折れまくったクーピーペンシルetc…。

 

つまり私は、
オサガリ共和国の王位継承者だったのです。

 

ですが、
今考えればそれは両親の
愛情だったのかもしれません。

ライオンが自分の子供を崖に突き落とすように…。

共和国の王子としてふさわしい強さを、
身につけなさいという両親の愛。

大人になった今ではそれが、
ちょっとだけわかるようになってきました。

ありがとう、お父さん、お母さん。

私は今、
オサガリ共和国の王子として、
立派に職務を遂行しています。


てか、お父さん、お母さん。

そんな国、
世界地図探しても、
どこにもないっすけどね。

 

 

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