歴史には、
義と信があるから好きだ。
皆命懸けで、
誰かを愛し、
誰かを信じ、
誰かを慈しむ。
必死な生き様を感じる、
だから好きだ。
死と隣り合わせで、
生きているから、
ただただ混じりっ気がないのだ。
今のご時世は、
どうだろう。
皆周りに流され、
皆周りの目ばかりを気にし、
周りと同じことを皆望む。
上っ面の距離感が、
非常にうっとおしい。
与えられた一日に、
一喜一憂し。
妬み嫉みばかりが目につき、
心の底から誰かを
羨まない日など一日ともない。
もっと純粋に、
もっと素直に。
生きてきたい、
そう思う。
うん、そう思う。